英語研修サービスの選び方は?種類や活用のコツも紹介

英語研修サービスの選び方は?種類や活用のコツも紹介

海外の企業と取り引きをすると、社員が英語を使ってやり取りをしなければならない場面があります。社員の英語力を向上させることで、取り引きの対象を世界に広げることが可能です。この記事では、人材育成における語学研修サービスの選び方を紹介します。英会話の研修実施を検討している企業や、外部の英語研修サービスの利用を検討している担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

英語研修サービスの3つの種類

英語研修とは、英語でのプレゼンやメールのやり取り、コミュニケーションなどを円滑にするために社員が英語を学ぶ研修です。自社に講師ができる人材がいない場合は、外部の英語研修サービスを活用するのも有効です。英語研修サービスには、以下の3種類があります。

・講師派遣型
・オンライン型
・スクール型

講師派遣型

講師派遣型の英語研修は、外部機関から講師を招いて研修を行うサービスです。社員は通学する必要がなく、終業後にオフィスでそのまま研修を受けられます。グループレッスンが一般的で、企業はあらかじめ英語力のレベルによってを社員をいくつかのグループに分けておくとスムーズに開始できます。

また、利用するサービスによっては受講者数やレッスンのスタイルが異なる場合もあります。たとえば、レッスンのスケジュールにあわせて講師が来社するのではなく、常に講師が駐在し社員が好きなタイミングでレッスンを受けるサービスもあります。

オンライン型

オンライン型の英語研修は、スマートフォンやタブレット、パソコンなどを使ってオンライン上で英語研修を受けるサービスです。自分のタイミングで好きなときに受講できるため、社員の予定をあわせてレッスンをするのが難しい場合などに適しています。

また、講師とマンツーマンでレッスンを行うことが多いため、発音やリスニングを強化したい企業にもおすすめです。それぞれの進捗状況にあわせて学習内容を変更できるため、「授業に後れをとって内容についていけない」などの心配もありません。

スクール型

スクール型の英語研修は、社員が語学学校に通学し、講義を受ける形式です。企業はグループレッスンとマンツーマンレッスンから適切な方を選択できます。どちらを選ぶかによって価格や学習スピードが異なるため、企業の方針に合う方を慎重に検討しましょう。

また、語学学校は、社員がアクセスしやすい場所にするのがおすすめです。駅前や都市部、オフィスに近い場所などにすると社員が通いやすくなります。スクール型は、オフィスに研修環境がない場合や、社員の学習リズムを作りたい場合などに適しています。

失敗しない英語研修サービスの選び方

英語研修サービスを選ぶときは、学習カリキュラムや講師の質、予算などを確認し、複数のサービスを比較検討することが大切です。

カスタマイズオプションを提供しているかチェックする

英語研修サービスによって、教材の種類やプログラム構成などのカリキュラムは異なります。同じビジネス英会話に特化したコースであっても、サービスによってレッスン内容が違うので注意しましょう。

また、スクールによっては、社員それぞれの英語力に合ったレッスン内容にするために、カリキュラムのカスタマイズができる場合があります。「メールでのやり取りを円滑にしたい」「実践的なビジネス会話を鍛えたい」など、業務のなかで必要とする能力をそれぞれが選んで取得できれば、効率的にスキルを身につけられます。

質の高い講師陣をそろえているか確認する

経験豊富で専門知識がある講師が、学習をサポートすることは大切です。日本語が話せるネイティブ講師や日本人のバイリンガル講師など、英語研修サービスにはさまざまな講師が在籍しています。

たとえば、ネイティブ講師であれば出身地によって英語の発音や言い回し、口語表現などが異なる場合があります。また、日本人の講師であれば、英会話を専門としている人もいれば、英語を使うビジネスを行いながらダブルワークで英会話講師をしている人などもいます。講師のバックグラウンドや熱意、指導経験、スクールが講師トレーニングを行っているかなどを確認し、質の高い講師陣をそろえているサービスを選ぶ必要があります。

予算に合った英語研修サービスを選ぶ

価格体系をよく理解し、自社の予算に合った英語研修サービスを選びましょう。同じサービスでもプランやコース、使用する教材などによっても価格が異なる場合があります。また、月謝制やポイント制など支払い方法が複数設けられているケースもあり、単純な価格の比較が難しいかもしれません。

大切なのは、価格だけでなく品質とのバランスを考慮することです。体験レッスンや試用期間などが設けられている場合は、それらを試したうえで見積もりを取りましょう。なお、スクール型やオンライン型など英語研修サービスの種類によっても相場が異なるため、あらかじめ費用感を確認する必要があります。

モチベーションを維持できるカリキュラムかどうかを確認する

英語研修サービスの選択において、社員のモチベーションを維持する対策が重要です。現実的な学習目標の設定や学習記録の作成など、社員がやる気を失わず、継続できるカリキュラムかどうかを確認しましょう。

また、社員の英語力に対して目標が高すぎたり、レッスン内容が難しすぎたりすると、モチベーションを下げる要因になりかねません。「グループにする社員の英語力を合わせる」「社員の英語力に見合ったカリキュラムを選択する」など、現時点の英語力を把握したうえで適切なレベルのカリキュラムを選ぶことが大切です。
 


 

英語研修サービスを活用するコツ

英語研修サービスで社員の英語力を向上させるポイントは、以下の2つです。

研修のゴールを明確にする

研修前に企業として達成したい目標を設定し、研修後にその達成度を評価します。参加者に英語研修をより前向きに取り組んでもらうには、「なぜ英語力の向上が必要なのか」を社員自身に理解してもらうことが大切です。企業の事業拡大や評価制度の見直しなど、英語研修サービスを導入するに至った経緯などを説明し、社員の理解を得たうえで研修によって達成したい目標を設定しましょう。その際、「研修で得た英語力をどのように活かしてもらいたいか」「研修によってどのようなスキルを高めてもらいたいか」といったレベルまで落としこんで考えることが大切です。

事前に体験レッスンを利用する

英語研修サービスをいくつか絞り込んで、実際に無料体験レッスンを申し込みましょう。無料体験レッスンは費用をかけずに実際のサービスを体験できるため、担当部署の関係者および実際に受講する社員にも試してもらい、それぞれの視点から検討することが可能です。

英語研修サービスで無料体験レッスンを利用するメリットは、研修の雰囲気や講師の質などを見極める材料になることです。それらは実際に研修を受けないとわからないケースが多いため、スクールを訪れたり、講師に会ったりして事前に確認することが大切です。候補となるサービスの体験レッスンをすべて利用したら、内容・価格などの納得がいくサービスに申し込みましょう。

英語研修サービスなら「HanasoBiz」がおすすめ

「HanasoBiz」は、ビジネスに特化したマンツーマンのオンライン英会話サービスです。2回の無料体験レッスンが利用できるため、しっかりとカリキュラムのレベルや講師の質などを見極めたうえで検討できます。
HanasoBizは、グローバルビジネスの現場で働くビジネスパーソンから実際にヒアリングを行い、カリキュラム内容の開発を行っています。より実践に近い内容となっており、ビジネスシーンですぐに活用できる英会話を学べます。企業、学習者のニーズに合わせたさまざまなプランやオプションを提供しており、英語研修サービス選びに迷っている方にもおすすめです。
 

英語研修サービスには、講師派遣型、オンライン型、スクール型の3種類があり、企業はそれぞれの特徴を理解し最適な種類を選択することが大切です。そのうえで、学習カリキュラムや講師の質、予算などを確認し、複数のサービスを比較検討しましょう。
 

この記事を書いた人
オンライン英会話HanasoBizスタッフ
2019年11月1日にサービスを開始した、ビジネス特化型のオンライン英会話
▼サービスサイトはこちら
https://biz.hanaso.jp/

個人向けオンライン英会話hanasoで長年培ってきたノウハウを法人向け教材コンテンツに展開し、ビジネスの場で即活用ができる英会話学習提供。
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