オンライン英語研修を活用するメリットは?研修の種類、デメリットも
- 2023.11.09
- 英語教育
社員の英語力向上のため、最近さまざまな企業でよく活用されているのが、オンライン英語研修です。オンラインは対面のレッスンと比べ、どのようなメリットがあるのでしょうか。この記事ではオンライン英語研修のメリット・デメリットを紹介するほか、研修の種類や効果的に活用するコツについても解説します。オンライン英語研修の導入を検討している企業様は、ぜひ参考にしてください。
オンライン英語研修のメリット
オンライン英語研修とは、パソコンやタブレット端末を用い、インターネットを通じて受ける英語研修です。これは忙しいビジネスパーソンが無理なく英語学習の習慣を身につけるうえで、有効な手段です。以下に主な四つのメリットについて詳しく解説します。
社員が場所や時間にとらわれずに学べる
社内に講師を招き、社員を一カ所に集めて行うタイプの研修では、講師と参加する社員全員のスケジュール調整が必要になります。当日欠席者が出た場合などに、振り替えをどうするかといった問題も生じます。
しかしオンライン英語研修なら、時間の制約を受けることなく、各々が空いている時間に研修を受けられます。対面の研修の場合は業務時間内に設定しなければなりませんが、オンライン研修なら業務時間外であっても、それぞれのスケジュールにあわせて受講できるのもメリットです。
また、インターネットがある環境ならどこでも受講できるため、場所も社内にこだわる必要がありません。自宅や外出先などでも手軽に学習できます。
社員の英語レベルや目標に合わせたレッスンを選択可能
社員の英語レベルには元々ばらつきがあるため、個別で目標を設定したほうが学習は効率的です。しかし対面の研修で個々のレベルに応じた講習を行おうとすると、複数の講師を呼ぶ必要があり、コストがかさんでしまいます。
しかしオンラインの場合は、基本的なビジネス英語から専門性に特化したものまで、さまざまなレベル・目的に応じたレッスンが用意されています。TOEICの点数や学習の目的に応じて何段階かのレベルに分け、カリキュラムを選択できるようにしてもよいでしょう。それにより、個別の目標に焦点を合わせた学習が可能になります。
色々な講師とコミュニケーションが取れる
対面の英語研修や英会話教室の場合は、特定の担当講師からレッスンを受けるのが一般的です。
一方、オンライン英語研修ではレッスンごとに予約する方式なので、色々な講師のレッスンを受講できます。講師は海外に在住している人も多く、国籍やなまりも多様です。
実際のビジネスシーンでは、英語ネイティブ以外の人とやり取りをする機会も少なくありません。色々な国籍や出身地の人と話し、アクセントや語彙の理解力を広げておくことは、ビジネスの場で武器になります。
豊富な学習教材を利用できる
一般的な英会話教室では、レッスン料のほかに教材費がかかることが多いです。一方、オンライン英語研修では、無料教材が利用でき、別途費用をかけずレッスンを受講することが可能です。
その上、教材はTOEIC対策やビジネス英会話など、多様なニーズに対応した形で用意されています。社員が目的ごとに適した教材を選び、それを活用してレッスンを受講すれば、より効率的な英語の習得が可能です。
オンライン英語研修のデメリット
オンライン英語研修にはさまざまなメリットがある反面、対面でないゆえのデメリットもあります。以下に主なデメリットを紹介します。
対面コミュニケーションが身につきにくい
オンラインではたとえライブ配信でも、講師との会話は画面越しになるため、実際の対面でのコミュニケーションとは雰囲気が違います。リアルなビジネスシーンでは、言葉だけでなく目線や身振り手振り、表情も含めてのコミュニケーションになりますが、オンラインでは静かな環境で学習に集中できる反面、若干リアリティに欠ける部分もあります。
インターネット環境に左右される
また、オンラインの英語研修ではインターネット回線の状況により、音や映像が途切れてストレスを感じるリスクがあります。特に講師が海外在住の場合、日本のようにインフラが整っていない国もあるため、ちょっとした天候不良などで条件が悪化し授業にならないこともあるので、注意が必要です。
日本でも、外出先など充分にインターネット環境が整っていないところでは、スムーズに授業が進まずストレスを感じることもあります。レッスンを受講する前に、条件が整っているか確認することが重要です。
オンライン英語研修の種類
オンライン英語研修は、主に2つの種類に分かれています。以下にそれぞれの特徴を紹介するので、目的に合ったものを選びましょう。
ライブ配信
ライブ配信とは、予約した時間にプラットフォームにログインし、リアルタイムでレッスンを受講するタイプの研修です。マンツーマンのレッスンはこのタイプが多く、対面式のレッスン同様に講師と双方向のコミュニケーションを取れるのがメリットです。
講師側も受講者のレベルや目的にあわせて柔軟に教材やカリキュラムを用意し、コミュニケーションの中で気付いた点をアドバイスしてくれるため、実践で使える英語力が身につきやすくなります。その場で質問もしやすく、受講者の満足度が高い受講形式です。
オンデマンド配信
オンデマンド配信は、あらかじめ収録したレッスンをインターネットで配信するタイプの研修です。リアルタイムの配信ではないため、講師と双方向のコミュニケーションはできませんが、その分自分のペースで学習を進められます。忙しくて深夜や早朝しか学習する時間がない人にはおすすめの研修スタイルです。
また、同時に何人でも受講できるため、なかなか予約の取れない人気講師でも受講しやすく、レッスン内容も目的にあわせてポイントが的確にまとめられているといったメリットもあります。
オンライン英語研修を効果的に活用するコツ
オンラインで行う英語研修のメリットはよく分かったものの、きちんと英語力が伸びるのか不安に思う人もいるでしょう。ここからは、オンライン英語研修で効果的に英語力を伸ばすため、気を付けたいポイントを紹介します。
英語学習を習慣化させてモチベーションを維持する
オンラインの英語研修は、対面での研修と比較すると受け身になりがちなので、モチベーションの維持は大きな課題です。
モチベーション維持のために重要なのが、”英語学習の習慣化”です。日本人が日本語と文法や発音がまったく違う英語を習得するには長い時間がかかるといわれており、一度きりの研修だけでは充分ではありません。
英語力を向上させるためには、定期的に学習の機会を提供し、適度な心理的プレッシャーを与えながら、社員一人ひとりが自主的に英語学習に取り組める工夫が必要です。
例えば、一週間のスケジュールの中に英語学習の時間を組み込んだり、学習効果を可視化できるようなテストやフィードバックを行ったりするのもよいでしょう。
また、一方的にレッスンを視聴するだけでは実践的なスキルはなかなか身につきません。時には集合研修などで、対面やノンバーバルのコミュニケーション力を育成する機会も設けましょう。
社員の英語レベルに適したカリキュラムを選択する
効果的に英語力を向上させたいなら、まずは現在の社員の英語レベルを適切に把握し、それに合ったカリキュラムを提供しましょう。
英語力の測定にはTOEICの点数のほかスピーキングテストなども参考にし、テストのスコアだけにとらわれず、総合的な英語の能力を判断することが重要です。
レベルに応じたクラス分けができたら、それに応じたカリキュラムを提供することで、個々の効率的な英語力向上が可能になります。
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